「パパ検」仕掛け人 ファザーリング・ジャパン 安藤哲也さんインタビュー 5/12

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■第5回■
コミットメントって、自分がエンジンになることだからね。
ただやればいいってわけじゃない。



――そんな風に、ピュアに楽しむ自分が見えてきたっていうのは、いつ頃からなんですか?

往来堂書店くらいからだね。

――安藤さんは、当時35歳。

そう、35。今度の本『パパの極意~仕事も育児も楽しむ生き方』にも書いたけど、やっぱり若いころにある程度の仕事で成功体験はしておいた方がいいと思う。儲かったということだけじゃなくて、自分の力でお店や事業を立ち上げ、前のめりに、心底それを楽しめるような仕事をしたかどうか、という意味だけど。
今思えば、僕にとってはそれがまさに往来堂だったんだよね。まさに暗くなるのを忘れて遊んでいた子供のような気持ちで、夢中になって仕事してた。それ以来ずっと、今もそういう気持ちなんだよね。
最近よく、「忙しくて大変ですね」って言われるんだけど、そんなに大変じゃないんですよ。出張などで移動が多くなると体はしんどかったりするけど、現代人の言う疲れって、結局内面的なものでしょう? 好きなことやってる僕には、精神的なストレスがないから、全然疲れない。
日帰り地方出張だって苦にならない。他の場所に行くってことは新しい人に出逢えるわけだし、自分自身の世界が広がっていくっていう拡張感も味わえるしね。楽しいからどんどん行っちゃう(笑)。

――安藤さんがお元気そうに見えるのは、見かけだけじゃなかったんだ(笑)。

嫌なことはやらないんですよ、基本的に。
若いうちに成功体験しておくと、それができるようになるんだよね。逆にそれがない人って自信やプライドが育ってないから、結局、組織に隷属して言われたことをやるしかなくなっちゃうんじゃないかな?
実は子育ても全く同じなんですよ。早い段階で自分なりの楽しみ方を見つけられた人は、奥さんに言われる前に楽しみを見いだして動けるようになる。
よく「コミットメント」って言うけど、その言葉の意味をみんなもう一度考えた方がいいんじゃないかと思うんですよ。コミットメントって、「委任」「約束」「責任」とかいう意味だけど、つまり自分がそこのエンジンになるってことだからね。ただやればいいってわけじゃない。

――車体を動かす、まさに動力になる、と。

そう。育児も仕事もイヤイヤやってたら、意味がない。無駄だし、笑えないよね。


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■安藤哲也さんプロフィール■
1962年東京都生まれ。2男1女の父親。出版社、書店、IT企業など9回の転職を経て、06年11月、父親の育児 支援を行うNPO法人ファザーリング・ジャパンを設立、翌年、絵本ナビ非常勤取締役に。企業、一般向けの父親セミナーや、「子育てパパ力検定」のPR、絵本の読み聞かせ&ライブ活動「パパ's絵本プロジェクト」などで日本を飛び回る。著書に『本屋はサイコー!』(新潮OH!文庫)、『パパの極意~仕事も育児も楽しむ生き方』(NHK生活人新書)がある。
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■安藤哲也さんの本■

papagoku.jpgパパの極意―仕事も育児も楽しむ生き方 (生活人新書 248)
安藤 哲也

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本屋はサイコー! (新潮OH!文庫)本屋はサイコー! (新潮OH!文庫)
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このブログでご紹介した本

パパの極意―仕事も育児も楽しむ生き方安藤哲也著(NHK出版生活人新書)
本屋はサイコー! 安藤哲也著(新潮OH!文庫)

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