「パパ検」仕掛け人 ファザーリング・ジャパン 安藤哲也さんインタビュー 8/12

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■第8回■
ダメならダメでいいと思うんだよ。
ダメだって、無駄じゃないんだから。


――活動が本当に多岐に渡っていらっしゃいますが、オーバーフローになってしまうことはないんですか?

オーバーフローっていう感覚も、僕にはあまりないんだよね(笑)。

――なんと!(笑)。

オーバーしたら「ゴメンナサイ!」って謝っちゃうけど(笑)。
でもそれ以前に「これ、やったら楽しいぞ」っていう仕事をやらないのはもったいないからね。だからできるところまで自分の態勢を作れればいいわけ。どこまでできるかという基準は意識的に高めに設定しているけどね。今日ここまでやるといっぱいだなってところから、もう一歩やっておくと、次の日結構いい流れができて、そこでまた新しい仕事が見えてくるんだよね。
それでも、できていないこともたくさんありますよ。PTAの活動でも、本当はもっと関わりたいんだけど、できない部分もある。できないんだけれども、意識からは外さない。何か思いついたら、やれる人に情報を流したりすることはできるからね。

――切り換えはどんな風になさってるんですか?

勝手に切り換わってるのかな?(笑)。
メインエンジンはいつも動いてて、それは今FJの仕事なんだけど、それが生み出す動力って他にも応 用できるんだよね。自分の中に、メイン以外の仕事領域を持っておくと、ときどき勝手に混じり合う。「あ、これあっちに使えるぞ」って。何か思いついたら ちょっと重心をずらして考えてみる。そうすると相乗効果でメインもさらに馬力が出るんだよね。そういうコーディネイト力は、やればやるほど身についてきま すよ。

――安藤さんを見ていると、いつもすごく身軽な感じがするんですよ。常にエンジンが動いてて、体も動いてて、動きながらポンポンといろんなものが整理されたり生まれたりしてる印象があるんです。

じっと止まって考えてるより、走りながら考えた方がいい。心の動体視力が高まるからね。それが身につくと、人には見えないヒントが大きな流れの中から見えてくるんだよね。
だから、何かやろうかどうか迷ってる人は、とりあえずやってみるといい。やりたくないならやらなくていいけど、迷ってるってことはやりたい気持ちがあるってことでしょう? だったら、やってみて判断するしかない。
それがダメならダメでいいと思うんですよ。ダメだって無駄じゃないんだから。何でダメだったかを考えれば、必ず次に繋がるわけだからね。勇気をだしていこうよ。


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■安藤哲也さんプロフィール■
1962年東京都生まれ。2男1女の父親。出版社、書店、IT企業など9回の転職を経て、06年11月、父親の育児 支援を行うNPO法人ファザーリング・ジャパンを設立、翌年、絵本ナビ非常勤取締役に。企業、一般向けの父親セミナーや、「子育てパパ力検定」のPR、絵本の読み聞かせ&ライブ活動「パパ's絵本プロジェクト」などで日本を飛び回る。著書に『本屋はサイコー!』(新潮OH!文庫)、『パパの極意~仕事も育児も楽しむ生き方』(NHK生活人新書)がある。
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■安藤哲也さんの本■

papagoku.jpgパパの極意―仕事も育児も楽しむ生き方 (生活人新書 248)
安藤 哲也

日本放送出版協会 2008-03
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このブログでご紹介した本

パパの極意―仕事も育児も楽しむ生き方安藤哲也著(NHK出版生活人新書)
本屋はサイコー! 安藤哲也著(新潮OH!文庫)

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