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■第4回■
――学校を終えられてからも、2年間はバンクーバーに滞在されていらっしゃいますが、これは、最初から長編を1本撮ろうという目論見があってのことなんですか?
撮りたいとは思っていましたが、学校を終えた時点で、蓄えていたお金はほとんど底を突いていました。だから、撮影どころか、バンクーバーに残れるかどうかもわからなかったんです。ところがある日、資金援助をしてくれる方が現れたんですよ。
――つまり、お金をくださったわけですか。
そうなんです。実はバンクーバーに行ってから、結構そういう方に助けられてきているんです。本当にありがたいことなんですが......。
――結構というと、TOMOさんのことを資金的に援助してくださった方は、何人もいらっしゃるんですか?
ええ。不思議なんですけど、何人かの方が援助してくださいました。
そのうちのひとりは会社員時代によくしてくださっていた先輩で、ある時彼に「バンクーバーに残りたいけど金がないから、誰か出資してくれそうな人はいないか」と相談したんです。そうしたら、彼が自分の貯金をおろして100万円送金してくれたんですよ。
――なんと太っ腹な......。
本当にありがたかったです。それに、日本にいると、100万円じゃいくらも暮らせないという感じかもしれませんが、カナダは物価も家賃も安いから、頑張れば男ひとり1年間くらい暮らせる額なんです。
もう一人は、飛行機の中で知り合った日系人のビジネスマンなんですが、彼とはバンクーバーでたまに食事したりしてたんですけど、学校を卒業する頃に、「もっといたいけど金がないから帰らなきゃいけない」と言ったら、彼のために一本ドキュメンタリーを撮ったら資金援助をしようと名乗り出てくれたんです。
――すごいご縁ですね。
これには自分でも驚きました。何故かはわからないんですが、バンクーバーに行ってから、自分でも驚くようなご縁というか、何か見えない力に引っぱられてるみたいな感覚を持つようになりました。そうして、自然の流れに身を任せていると、いろんなことが、結構うまくいくんです。
――やっぱりTOMOさんご自身が夢を実現するために行動していらっしゃるから、側にいると応援したくなってしまうのかな。
どうなんでしょうね。実は、卒業後の2年間でカナダで撮影した長編映画『tears of the rabbit』の制作費も、友人の親御さんに出資していただいたものなんです。
――本当ですか!?
当然僕にはお金がなく、それでも長編映画を撮りたいと思っていたので、学校の後輩だった日本人の友人に、「100万円くらいなんとかならないか」とダメモトで頼んでみたんです。そうしたら翌週には、「オヤジに出資してもらった」って。
――ウソみたいな、ホントの話(笑)。
そうなんです(笑)。彼は、プロデューサーとして作品作りにも携わってくれました。
そういう、ある種運命的とも言える人々との出逢いに恵まれて、僕は、バンクーバーでの日々を最大限実のあるものにして、帰国できたと思っています。
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■TOMO(合田智一)さんプロフィール■
1973年東京出身。中央大学法律学部法律学科卒。6年間のサラリーマン生活の後、29歳で渡加。バンクーバー・フィルム・スクールにて映画製作を学ぶ。
短 編第一作『Before, After』(2003年)はフジテレビ「ショートショート制作部」にて最優秀撮影賞を受賞など、国内外の映画祭に多数入選。短編第2作『for the beauty of falling petals』(2004年)はバンクーバー、トロント、ウィスラー等の映画祭にて入選。2006年に帰国、フリーランスの映像クリエイターとして活動を 開始。2007年、株式会社インディゴ・フィルムズを設立。初監督作品、SF時代劇アクション、『The Tears of the Rabbit』が2008年公開予定。
>>詳しいプロフィールはこちら
>>biglobeのHPで、インディゴ・フィルムズ制作・TOMOさんがディレクターを務めていらっしゃる、「はたらくげんき」がご覧になれます。(*視聴できるのは最新版のみ。TOMOさんは、全12本中4本担当されています)。詳しくはこちら
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本当にありがたかったです。それに、日本にいると、100万円じゃいくらも暮らせないという感じかもしれませんが、カナダは物価も家賃も安いから、頑張れば男ひとり1年間くらい暮らせる額なんです。
もう一人は、飛行機の中で知り合った日系人のビジネスマンなんですが、彼とはバンクーバーでたまに食事したりしてたんですけど、学校を卒業する頃に、「もっといたいけど金がないから帰らなきゃいけない」と言ったら、彼のために一本ドキュメンタリーを撮ったら資金援助をしようと名乗り出てくれたんです。
――すごいご縁ですね。
これには自分でも驚きました。何故かはわからないんですが、バンクーバーに行ってから、自分でも驚くようなご縁というか、何か見えない力に引っぱられてるみたいな感覚を持つようになりました。そうして、自然の流れに身を任せていると、いろんなことが、結構うまくいくんです。
――やっぱりTOMOさんご自身が夢を実現するために行動していらっしゃるから、側にいると応援したくなってしまうのかな。
どうなんでしょうね。実は、卒業後の2年間でカナダで撮影した長編映画『tears of the rabbit』の制作費も、友人の親御さんに出資していただいたものなんです。
――本当ですか!?
当然僕にはお金がなく、それでも長編映画を撮りたいと思っていたので、学校の後輩だった日本人の友人に、「100万円くらいなんとかならないか」とダメモトで頼んでみたんです。そうしたら翌週には、「オヤジに出資してもらった」って。
――ウソみたいな、ホントの話(笑)。
そうなんです(笑)。彼は、プロデューサーとして作品作りにも携わってくれました。
そういう、ある種運命的とも言える人々との出逢いに恵まれて、僕は、バンクーバーでの日々を最大限実のあるものにして、帰国できたと思っています。
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■TOMO(合田智一)さんプロフィール■
1973年東京出身。中央大学法律学部法律学科卒。6年間のサラリーマン生活の後、29歳で渡加。バンクーバー・フィルム・スクールにて映画製作を学ぶ。
短 編第一作『Before, After』(2003年)はフジテレビ「ショートショート制作部」にて最優秀撮影賞を受賞など、国内外の映画祭に多数入選。短編第2作『for the beauty of falling petals』(2004年)はバンクーバー、トロント、ウィスラー等の映画祭にて入選。2006年に帰国、フリーランスの映像クリエイターとして活動を 開始。2007年、株式会社インディゴ・フィルムズを設立。初監督作品、SF時代劇アクション、『The Tears of the Rabbit』が2008年公開予定。
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