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■最終回■

――今後の目標についてお聞かせいただけますか?

今後の目標としては、『Tears of the Rabbit』をハリウッドに売り込んで、次は自主ではなく、きちんとお金をいただいた上で映画を撮りたいと思っています。その他、「はたらくげんき」でも取り上げさせていただいた、蔵王すずしろのドキュメンタリー映画、それと、出産と育児のドキュメンタリー映画、日本の環境運動家の父・高木善之さんの半生の映画化、クリエイティブとビジネスに関するテレビ番組などを考えています。

――わぁ! 盛りだくさんですね(笑)。

そうですね(笑)。
この他にも、講演会、出版、写真集も企画しているんですが、共通するのは、「より良い社会を作るために自分たちは何が出来るか」という事なんです。僕が出来る事は映像だけではなく、もしかしたらお話であったり、文字であったり、写真であったりするかもしれないので、そういう理由から、映像にこだわらずに幅広い活動をしていきたいと思っています。
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■第11回■

――経営理念について伺いたいんですが、インディゴフィルムズさんでは、「『人と地球にやさしい』映像を通して、視聴者の皆様に共感と感動、元気と癒し、勇気と行動力を提供し、平和で幸福な社会をつくるお手伝いをする事を理念とした」とか、「私たちは、当社をライフワーク及び身魂磨きの場と捉え、一人一人が健康的で幸せな生活を送り、作品とそのプロセスを通じて、ハッピー・バイブレーションを世界中にお届け致します」等々、ユニークな経営理念を掲げていらっしゃいますよね。大変興味深く拝見して、同時にすごく共感したんです。でも、実際ここまで直球の言葉で理念を宣言して、本気でそれをやると感じられる会社は、実はそう多くはないように思うんです。そういう意味で、ある種新しいし気持ちいいなと。

あの経営理念は、僕らがスタッフ交えて話し合って決めた「クレド」というものの一部なんです。「クレド」って、簡単に言うと、ボトムアップで会社をどうしていこうかっていうのを考えてまとめたものなんですが、それを僕らは約4ヶ月かけて作りました。
「生き方篇」「仕事の仕方篇」等、全部で10篇くらいある分厚いもので、こちらも可能な範囲でホームページにアップしています。
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■第10回■

――順調にお仕事を発展されていかれる中で、苦労されていることありますか?

パッと思い浮かんだのは、部下を育てるってことですね。それが今、僕がもっとも葛藤を感じているテーマです。
映像って、チームで作るものだから、スタッフを雇って一緒にやっていこうとしているわけなんですが、彼らもまだまだ発展途上だから、指導しなきゃならないことがかなり多くて。

――部下は成長できるけど、こっちにとってはブレーキになっちゃうんだ。

そうなんです。確かに部下はものすごく成長してると思います(笑)。
それはそれで、人を育てる勉強にもなるし、いい面もあるとは思うんですが、一方では、自分自身もなんとかしなきゃいけない時に、僕自身指導する余裕が持てないこともあって。
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■第9回■

――ところで、やりたい企画を実現するために、ご自身が営業をされたり、企画をご提案されたりということはあるんですか?

厳密な意味での営業活動は全くしていないですけど、やりたいことは常にたくさんありますから、一緒にお仕事をさせていただいている方に提案することはあります。

――企画書や提案書はよく書かれるんですか?

最近ちょっと時間がとれにくくてなかなか書けないんですが、面白い企画を思いついたら書くようにはしていますよ。

――企画書をひとつ書き上げるのって意外と大変だったりしませんか? 私なんかは、企画書ひとつ書くのに場合によっては何週間もかかってしまって大変な思いをするんです。

最初からディテイルにこだわってしまうと、時間がかかってしまいますよね。でも企画って、どこかワインみたいなもので、しっかりとした樽である程度熟成させる必要があるんですよ。僕の場合は、大抵1時間くらいで書いてしまいます。その時にはディテイルにはこだわってしまうと書けなくなってしまうから、むしろ、ワインの樽を用意する気持ちで大まかに捉えて書いていくんです。
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■第7回■

――それにしても、カナダから帰国されてわずか2年ほどで、こうして映像制作会社を軌道に乗せていらっしゃるというのはすごいと思うんです。どうしてここまで成長することができたとお考えですか?

僕らが実際のところうまくいっているのかいっていないのか、自分たちではよくわからないところもあるのですが、僕らなりに、僕らがうまくいっているところを分析すると、2つの大きなポイントがあると思ってるんです。ひとつは、基本的に「内容とお金」より「人と心意気」で仕事を受けさせていただくかどうかを決めていること。もうひとつが、クリエイターであってもビジネスを怠らない、ということなんです。

――ふたつのポイントについて、詳しくお聞かせいただけますか?

ひとつ目は、要するに仕事の受け方なんですが、一見やりたいと思う内容の仕事じゃなくても、人のご縁によって恵まれた熱意ある方の依頼であれば、基本的には断らずにお受けしようと考えているんです。

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このブログでご紹介した本

パパの極意―仕事も育児も楽しむ生き方安藤哲也著(NHK出版生活人新書)
本屋はサイコー! 安藤哲也著(新潮OH!文庫)

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